スーツケースといえば縦型が主流ですが、「横型スーツケース」が気になる方も多いのではないでしょうか。
横型スーツケースには、安定感に優れていることや、荷物を仕分けやすいなどの魅力があります。とはいえ、使ったことがないタイプのスーツケースを選ぶことに抵抗を感じる方も少なくありません。
そこで本記事では、横型スーツケースのメリット・デメリットを詳しく紹介します。
機内持ち込みできるかどうかや、選ぶ際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
横型スーツケースのメリット
早速、横型スーツケースのメリットをみていきましょう。ここでは、代表的な3つのメリットについて解説します。
安定感がある
横型スーツケースは底面が広く重心が低いため、縦型に比べて倒れにくいという特長があります。
そのため、電車や飛行機のなかで揺れても安定しやすく、移動中にスーツケースが倒れてしまう心配は少ないです。
特に中に精密機器や割れ物を収納する場合、スーツケースが安定していることで、中身を守りやすい点が大きなメリットとなります。
荷物の仕分けがしやすい
横型スーツケースは、開いたときに左右のスペースがフラットに広がる構造になっており、中身を把握しやすいというメリットもあります。
「衣類と小物」や「仕事用・プライベート用」など、用途に応じて仕分けしやすいため、整理整頓しながら収納できます。
パッキングや荷解きをスムーズに行えるため、荷物の出し入れが多い場合も、ストレスを感じにくいはずです。
棚や座席下に収納しやすい
横型スーツケースは本体の高さが低く、限られたスペースに収納しやすいという特長があります。
そのため、移動中の新幹線でスーツケースを座席の前に置きたい方や、手元に荷物を置いておきたい方にも便利なタイプといえるでしょう。
横型スーツケースのデメリット
横型スーツケースには上記のようなメリットがある一方で、デメリットとなる部分もあります。
ここからは、横型スーツケースの主なデメリットを3つ紹介します。
ビジネスシーンで使いにくい
横型スーツケースは、縦型に比べてややカジュアルな印象を与えることもあり、ビジネスの場面では使いづらさを感じる方もいるかもしれません。
そのため、出張などで使用する場合は、落ち着いたカラーやシンプルなデザインなど、ビジネス向けモデルを選ぶのがおすすめです。
最近ではビジネスシーンに適した横型スーツケースも多く登場しているため、用途に応じた一台を選ぶと快適に使えるはずです。
混雑時に邪魔になりやすい
移動中や乗り物内で周囲の人とぶつかりやすい点も、横型スーツケースのデメリットです。
特に、混雑した電車や空港の手荷物検査の際など、スペースが限られている状況では、邪魔に感じることもあるかもしれません。
また、キャリーバーを引いて移動する際に身体から横に広がるため、後や横の人の足元や荷物に接触しやすい点にも注意が必要です。
選べる種類が少ない
従来、スーツケースは縦型のタイプが主流となっているため、横型スーツケースは選択肢が少なくなりがちです。
そのため、デザインやカラー、容量、機能性などにこだわりがある方の場合、選択肢の少なさがネックになるかもしれません。
また、縦型スーツケースに比べて取扱店舗数も少なく、実際にサイズ感や使い勝手を試しにくい点もデメリットとなります。
横型スーツケースは機内持ち込みできる?
縦型スーツケースと同じように、横型スーツケースも航空会社が定めるサイズ規定を満たしていれば、機内持ち込みも可能です。
JALやANAなどの国内大手航空会社で、座席数が100席以上の飛行機であれば「三辺の合計が115cm以内」のサイズ制限が一般的です。
一方、LCC(格安航空会社)ではさらに厳しい制限がある場合もあるため、利用する航空会社の規定を事前に確認しておきましょう。
多くの横型スーツケースは機内持ち込みに対応していますが、大きいサイズであれば制限を超えてしまう可能性もあり注意が必要です。
エンドー鞄おすすめの静音スーツケース4選
ここからは、エンドー鞄おすすめの「FREQUENTER(フリクエンター)」シリーズの静音キャリーを紹介します。
全てのモデルに”世界一静か”といえる、特許を取得した静音キャスターを搭載しています。
使いやすいスーツケースをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
【1-254】FREQUENTER LIEVE リエーヴェ4輪キャリー 48cm

本体サイズ横33cm×縦48cm×奥行23.5cm、容量約32Lのフロントオープンタイプのスーツケースです。
フロント部分をファスナーで開閉でき、中にはPC収納も可能なポケットを搭載しています。
重さは約3kgと軽量で、女性やお子様でも操作しやすく、持ち運びやすいモデルとなっています。
【1-250】FREQUENTER LIEVE リエーヴェ4輪キャリー 48cm

シンプルかつスタンダードな、ファスナー開閉タイプのスーツケースです。
サイズは横35cm×縦55cm×奥行23mと機内持ち込み可能で、アメリカへの入国も安心のダイヤル式TASロックを搭載。
FREQUENTER(フリクエンター)の静音キャスターは、「ゴロゴロ」という不快な騒音がほぼしないため、まるで浮いているかのように静かに移動できます。
【1-531】FREQUENTER LIEVE リエーヴェ 4輪キャリーフレーム型 67cm

スクエア型で信頼感を感じさせるスーツケースです。外周サイズは横50cm×縦75cm×奥行31cm、容量約90Lと大きめながらも約5kgと軽量。
大きめのスーツケースでもワンタッチ設計のため、スムーズに開閉できます。
中には長期の旅行や出張にも便利な、ファスナー式のディバイダー(仕切り板)とファスナー式ディバイダーを装備しており、荷物を整理しやすい仕様となっています。
【1-218】FREQUENTER CLAM A ストッパー付4輪キャリー 53cm

電車やバスなどの移動中、揺れによる転がりを防止するストッパーを搭載したスーツケースです。
サイズは3〜4泊の旅行や出張に使いやすい約44Lで、本体サイズは横39cm×縦60cm×奥行26cmです。
フロントオープンタイプでポケットも豊富に搭載しており、機能性を求める方におすすめのモデルとなっています。
まとめ
横型スーツケースには、安定感や荷物の仕分けやすさ、棚や座席下への収納のしやすさなどのメリットがあります。
一方で、ビジネスシーンではややカジュアルに見えやすいことや、混雑時に幅をとりやすい点には注意が必要です。
横型スーツケースでも、三辺の合計が航空会社の規定内に収まっていれば、問題なく機内持ち込みできます。
また、静音性や操作性を重視する方には、エンドー鞄の「FREQUENTER」もおすすめです。
専門機関での調査により静音性の高さが証明されているため、騒音による移動中のストレスを大きく減らすことができます。
ぜひ以下のリンクから、本記事で紹介したモデル以外の静音スーツケースもチェックしてみてください。