革バッグを“やめた”人の理由とは?デメリットと後悔しない選び方を解説

革バッグは上質さや経年変化が魅力ですが、その一方で「実際に使ってみると負担が多かった」と感じてやめてしまう人もいます。

重さやお手入れの手間など、日常の使い勝手を考えると、必ずしも誰にとっても革バッグがおすすめとはいえません。

では、革バッグをやめた人の理由とは一体何なのでしょうか。今回の記事は、革バッグを“やめた”人が挙げる代表的な理由を紹介します。

また、これから革バッグの購入を検討している方に向けて、後悔しないための選び方も紹介します。

革バッグを“やめた”人の主な理由

早速、革バッグをやめた人が挙げる、主な理由を紹介します。

①バッグ自体が重く、持ち歩きが負担になる

革製のバッグは、素材の特性上どうしても重くなりがちです。

特に厚みのある革バッグは、何も入れていない状態でも重量があります。

休日用のバッグであれば使えるものでも、通勤でPCや書類などの荷物を持ち運ぶとなれば、中身よりバッグのほうが重く感じることも・・

毎日持ち歩くアイテムとして革バッグを選ぶと、「重さがストレスに感じる」という人も多いようです。

②水濡れや湿気に弱く素材に気を遣う

革という素材は水分に弱く、雨や汗によるシミ・変色が起きやすい素材です。

特に日本は湿度が高く、梅雨や夏場にはカビのリスクは避けられません。

そのため、以下のように気を遣うシーンが増える点がネックだと感じる人もいるようです。

  • 雨の日はバッグを濡らさないように気をつける必要がある
  • 軽い水濡れでも跡にならないように乾かす必要がある

また、場合によっては天候によって使うバッグを変えるなどの対応が必要で、撥水性に優れた素材と比較すると、気を遣うシーンは多いといえるでしょう。

③定期的なメンテナンスが面倒くさい

革は長く使える素材ですが、そのためには以下のようなお手入れが欠かせません。

  • 保湿クリームでのケア
  • 乾拭き
  • 風通しの良い場所での乾燥
  • カビ対策

このようなメンテナンスを定期的に行う必要があり、忙しい人や手入れに時間を割きたくない人にとっては大きな負担になるでしょう。

場合によっては、「メンテナンスせずに使っていたら状態が悪くなって捨てた」という方もいるかもしれません。

④価格が高く気軽に買い替えにくい

革バッグは素材(原価)が高いものが多く、どうしても購入価格が高くなりがちです。

もちろん一口に革バッグといってもランクはさまざまですが、良い革を使っているバッグであれば、数万円〜数十万円することも珍しくありません。

このような価格帯の高さから、「気軽に買い替えられない」という点がデメリットに感じる方もいるようです。

後悔しない革バッグ選びのポイント

ここまで革バッグをやめた人の代表的な理由を紹介してきましたが、それでも革バッグにはたくさんの魅力があります。

また、「デメリットがあっても革を持ちたい」という方も多いと思います。ここからは、革バッグを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。

①少しでも軽いレザー素材を選ぶ

革バッグの重さが気になる方は、軽量レザーや薄手の革を使ったモデルを選ぶことで負担を軽減できます。

革は素材の厚みや加工の仕方によって重量が大きく変わるため、同じ大きさのバッグでも体感がまったく変わります。

少しでも軽い素材の革バッグを選ぶことで、革と日々の使い勝手の良さを両立できるようになります。

②防水・防汚加工が施された革を選ぶ

雨や湿気が気になる場合は、「防水加工」や「撥水加工」が施された革バッグを選ぶと安心です。

完全な防水ではありませんが、未加工の革よりも水や汚れに強く、天候に左右されずに使いやすくなります。

万が一、雨に濡れたとしてもシミが残りにくく、簡単な拭き取りで手入れが済む場合も。

防水加工や撥水加工されていない革バッグでも、購入後に市販の防水スプレーや撥水スプレーをしておくのがおすすめです。

③自立する形状のバッグを選ぶ

柔らかい革バッグは置いたときに倒れてしまうことがあり、中身がごちゃつきやすくなります。

一方、自立する構造のバッグなら形が崩れにくく、書類やPCを安心して収納でき、扱いやすさにもつながります。

特に、ビジネスシーンでは自立性のあるバッグのほうが場面を選ばず使えるのでおすすめです。

「革以外の素材」を検討する方法もある

革バッグには独特の上質さがありますが、日常の使いやすさや扱いやすさを重視するなら、革以外の素材を選ぶという方法もあります。

例えば、ナイロンやポリエステルなどの軽量な素材でも、おしゃれで使いやすいデザインのバッグが多くあります。

さらに、ナイロンやポリエステルなどの素材は多少の雨に濡れてもシミになりにくく、撥水・防水加工されているバッグであれば天候を気にせず使えます。

「革の雰囲気が好き」という方であれば、質感の高い合成皮革(PUレザー)のバッグを選ぶのも良いでしょう。

近年では本革と見分けがつかない合成皮革も登場しており、安っぽさがないデザインのものも販売されています。

合成皮革は革よりも手入れが簡単で水濡れに強いため、「革のメンテナンスが面倒くさい」と感じる方は検討してみてください。

まとめ

「革バッグをやめた」という人の多くは、日々の使いやすさや快適さを重視した結果、別の素材を選ぶようになったようです。

もちろん革バッグには革バッグにしかない魅力があり、選び方を工夫すれば快適に使い続けることもできます。

何を重視するかは人それぞれですが、軽さや防水性、扱いやすい形状など、自分の生活スタイルに合った条件を意識して選ぶことが大切です。

革以外の素材で使い勝手を重視するなら、エンドー鞄が展開する軽量かつ耐久性の高いバッグがおすすめです。

ナイロン製をはじめとしたバッグを豊富に取り揃えているので、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。

ENDO LUGGAGE STORE