スーツケースの容量についての誤解

 皆さんはスーツケースの容量を気にして商品を選ばれていると思いますが、実際には表記されている容量は実際とはかなり違うことが多いようです。例えばサイズが35x55x25cmの機内持ち込みサイズ(標準的な機内持ち込みサイズ)として、もし直方体でロスがない場合には0.35×0.55×0.25×1000=約48Lですが、実際には角が丸くなっていたり、中にキャリーバー部分があるのでそれよりはかなり少ない容量になります。そこで一般的には正確ではありませんがそのL数に0.8とか0.7をかけた数量を表記しているケースが多いです。しかし、消費者ができるだけ多いい容量を選ぶ傾向にあるので、販売者があえて多めに表記をするケースが多いです。

 弊社のキャリーの容量は正式な検査機関で、正確な容量を出していただいたものを表記しています。そのため他社に比べたら容量が少ないように思われるかと思いますが、実は弊社の表記が正確な数字になります。

 機内持ち込みサイズの場合、総外周が115cmという規定があるためにほとんどがそのサイズに合わせて作られています。そのため数字が多少違っていても実際の容量にはさほど差がありませんので、容量についてはあまり気にしない方がいいかも知れません。