【部位別】スーツケースが壊れたときの対処法|壊れやすいパーツはココ

「久しぶりに使おうと思ったら劣化していた」「旅行先でスーツケースが壊れた」など、スーツケースが壊れるシチュエーションはさまざまです。

スーツケースは頻繁に買い換えるものではないので、できるだけ修理して長く使いたいものです。しかし、いざ壊れたスーツケースを目の前にすると、どうすべきかわからなくなることもあるでしょう。

本記事では、スーツケースが壊れたときの対処法を部位別に紹介します。

【部位別】スーツケースが壊れたときの対処法

スーツケースはいくつかのパーツの組み合わせで作られているため、故障した部位によって対処方法が異なります。ここでは、「本体」「鍵」「キャスタ」の3つにわけて、それぞれ壊れたときの対処法を紹介します。

本体のヒビ割れ・損傷

長期保管でスーツケース本体が劣化したり、移動中の衝撃などで傷がついたり、割れてしまうこともありますよね。とくに海外ではスーツケースが雑に扱われることはめずらしくなく、スタッフが放り投げるなんてことも日常茶飯事です・・。

海外旅行に行く場合は、必ず携帯品損害補償特約のついた海外旅行保険に加入しておきましょう。搭乗した航空会社のカウンターに申し出ることで証明書を発行してもらえて、修理代金の保障が受けられるようになります。

どうしても使えないような故障であれば買い換えるしかありませんが、多少のヒビ割れや凹みなら修理で直せます。空港にあるリペアショップもしくは帰宅後、専門業者に修理を依頼しましょう。

鍵の故障

次に、スーツケースの鍵が壊れた場合の対処法です。空港内で鍵の故障を発見したら、空港にあるリペアショップに持ち込みましょう。

鍵の紛失・故障やフレームの歪みなどにより鍵が開かなくなった場合、持ち込んだその場で解錠してくれます。ソフトタイプのスーツケースであればファスナーにボールペンなど先端の尖ったものを差し込み、こじ開けることも可能です。

ただし、無理やりこじ開けるとスーツケースそのものが故障してしまう可能性が高いため、あまりおすすめできません。できれば近くのリペアショップにいくか、帰宅後にスペアキーを使って開けましょう(スペアキーがない場合はメーカーから取り寄せましょう)。

逆に、鍵が閉まらない場合は、スーツケース用のバンドを購入して本体が開かないように固定しましょう。後日修理にだすとよいです。

キャスターの故障

キャスターが故障した場合、 小さなスーツケースであれば持ち上げて移動することも可能ですが、ある程度の大きさのものは走行できなくなります。

留学やワーキングホリデーなど、長期滞在であれば現地で修理を検討するのもよいでしょう。しかし、短期滞在であれば修理の完成を待つ日数がありませんので、現地で新しいスーツケースを購入するか、リュックなど他のバッグを購入するほうがよいでしょう。

万が一のことも考慮して、次に購入するのはキャスターが自分で交換できるタイプがおすすめです。

>>自分でタイヤ交換できるキャリーバッグ3選|取り替え手順も解説

スーツケースの壊れやすいパーツ

スーツケースで壊れやすいパーツは、「キャスター」「バー」「取っ手」です。使われている素材の強度や構造、設計、使用頻度など、さまざまな要素がありますが、これら3つはスーツケースのなかでもとくに故障しやすい部位となります。

キャスターは地面と接しているので衝撃を常に受けている状態。本体に問題がなくても、キャスターが故障して買い換えるパターンはとても多いです。

また、バーや取っ手は移動時や持ち上げる時に力がかかりやすく、壊れやすいパーツとなっています。ときどき、階段の上り下りの際に伸縮バーを取っ手がわりに本体を持ち上げる方がいますが、故障の原因となるので避けましょう。

まとめ

多くの場合、安価なスーツケースほど耐久性が低く、故障しやすい傾向にあります。また、そのようなスーツケースには、メーカー修理などの保障がついていないことも多いです。

エンドー鞄が販売しているスーツケースブランド『フリクエンター』は、修理にも対応しています。万が一、保管中や旅行・出張先でスーツケースが壊れても、修理対応できるスーツケースなら安心してお使いいただけます。

FREQUENTER / フリクエンター