エンドー鞄の歴史

エンドー鞄の歴史ついての話になります。
弊社は、日本随一の鞄の生産地である兵庫県豊岡市に所在する鞄の会社です。文政7年(1824年)に創業し旧豊岡市内において柳行李(やなぎごうり)商を営みはじめました。
昭和初期には豊岡で発明工夫されたファイバー鞄をいち早く取扱うことで、国内はもとより広く朝鮮、満州、台湾に販路を広げ、豊岡地場産業発展の先駆的な役割を果たすことになりました。
そして昭和18年には「物価統制令」により個人企業を廃して、傍系会社で現在の株式会社ホクタンを設立しました。その後ホクタンから事業を引き継ぎ今のファイバー事業部を平成28年に設立いたしております。
戦後になりいち早く個人企業の再開して、合名会社「遠藤嘉吉郎商店」を設立し、それから15年後の昭和40年には現在の「エンドー鞄株式会社」を設立しました。
機能性の高い数々のオリジナル商品を開発するべく昭和57年に企画部門GEN’S CREATIVEが発足します。
年号が平成にかわるとともにエンドー鞄の東京支店を開設し、その10年後の平成11年には大阪営業所を設立しさらに平成18年 大阪営業所を大阪支店と改めました。
程なくした平成15年には、豊岡本社の社屋を増改築し事務所を移転し現在の場所になりました。
豊岡市内に直営店舗「鞄工房『嘉玄(Kagen)』を平成25年にオープン、BAG GALLERY 玄武を令和元年にオープンしお客様に商品を直接お届けできるようになりました。

柳行李に始まる日本最大の鞄の生産地である兵庫県豊岡市に鞄の歴史とともに190余年、お客様に鞄をお届けしてまいりました。
歴史と伝統を重んじながら、常に革新的なチャレンジをする、こだわりのモノづくりを信条としております。
伝統を踏まえながら、バッグのプロとしての誇りとこだわりを持ち、『品質』『デザイン』『サービス』を高いレベルで実現し、『使う安心』『持つ楽しみ』を感じていただけるような、お客様満足度の高いバッグの開発を目指しています。近年では、音のしないスーツケースの開発に成功し、ユーザーから高い評価を受けています。
鞄は『道具』であるとの考えから、使う人の立場に立った機能性の高い商品作りを心がけており多くのファンの支持を受けています。
また、サービス面も大切にしており、修理につきましてもお使いの鞄をいち早くお手元にお届けすることを目標にしており、平均3日で修理を行なっています。
我々は田舎の小さな鞄屋ですが、バッグにかける思いの強さは誰にも負けません。
これからも多くの人に満足していただけるような商品とサービスを心がけてまいります。