スーツケースにカビが生えた!取り方やカビを防ぐ収納方法を紹介

「久しぶりにスーツケースを使おうと思ったら、カビが生えていた」なんて経験はありませんか?スーツケースは収納方法によってカビが生えることがあり、保管前の手入れや保管場所選びが重要です。

本記事では、スーツケースにカビが生える理由や取り方、カビを防ぐ収納方法を紹介します。楽しい思い出のあるスーツケースにカビを生やさないように、しっかり対策しておきましょう!

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なぜスーツケースにカビが生えるの?

スーツケースにカビが生える原因として考えられるのは、おもに以下の2点です。

汚れを付着した状態で収納している

スーツケースは地面に近い状態で持ち運んでいるため、思っているよりも汚れています。泥などの目に見える汚れであればすぐに「汚れている」と認識できますが、目に見えないホコリや糸くず、髪の毛などはあまり気にしていませんよね。

しかし、このような汚れはカビの栄養となるもので、使い終わったあとそのままクローゼットなどで収納するとカビが生えることがあります。

湿度が高い場所で保管している

カビが発生する条件は、「温度」「湿度」「栄養」の3つが揃ったときといわれています。とくに梅雨のようにジトジトした季節はこの条件が揃いやすいため、家の中にカビが生えてしまうのです。

とくにクローゼットや押入れ、倉庫などは湿気がたまりやすい場所。空気の入れ替えをせずに長年放置していると条件が整い、スーツケースの中や外にカビが生えてしまいます。

スーツケースに生えたカビの取り方

では、すでにスーツケースに生えたカビはどうすれば良いのでしょうか?実は、スーツケースのカビを取るのはとても簡単。必要なものや手順は以下の通りです。

【準備するもの】

  • きれいな布(汚れていない雑巾)
  • エタノール、除菌スプレー
  • ブラシ

【カビを取る手順】

  1. きれいな布にエタノールを染み込ませる
  2. エタノールを含んだ布でカビを拭き取る
  3. 拭き取れないカビをブラシでこする
  4. スーツケース全体にエタノールを吹きかける
  5. 風通しの良い日陰で乾かす

基本的には上記の流れでカビが取れるはずです。いくつか注意しておきたいポイントを次に紹介します。

注意点

スーツケースの素材によっては、エタノールを使うと色落ちしたり、傷めてしまう可能性があります。とくに革製のスーツケースは、通常のエタノールを使うとカチカチに硬くなって劣化するので使わないでください。

革製のスーツケースは革用の除菌スプレーを使うなど、必ず素材に合わせた消毒剤を使いましょう。また、布製のスーツケースやスーツケースの中の布に付いたカビが取れないときもあります。

カビが取れないからといって無理にこすったりエタノールを使いすぎると、劣化が進んでしまうので注意してください。もし、除菌用のエタノールを使ってもカビが取れない時は、買い換えも検討しましょう。

FREQUENTER / フリクエンター(サイトへのリンクです)

スーツケースのカビを防ぐ収納方法

スーツケースを長期保管するときは、水拭きなどで汚れを落として乾燥させてから収納場所に置きます。また、スーツケースの内部には、衣服から付いた皮脂なども付着しているため、内部も軽く水拭きして開けた状態で乾かしておきましょう。

収納時には、以下の5つのポイントをおさえておくとカビが生えにくくなりますよ。

  • 直射日光を避けて風通しの良い場所で保管する
  • 乾燥剤を入れる
  • 収納場所に除湿剤を設置する
  • 定期的に収納場所の空気を入れ替える
  • ときどき日陰干しする

まとめ

スーツケースを使う頻度は人によって異なりますが、「1年に1度」や「数年に1度」という使い方であれば、必ずカビ対策をおこないましょう。カビは条件が揃うとどこにでも生える菌です。

使ったあとは汚れを落としてから、風通しの良い場所で保管しましょう。すでにカビが生えている場合は、エタノールや除菌スプレーを使ってカビを取り除いてくださいね!