栃木レザーを手入れするタイミングはいつ?頻度の目安も紹介

正しいお手入れで10年以上も使い続けられる栃木レザーですが、いざ使ってみると「手入れはどれくらいのペースがよいのだろう?」と悩むこともあると思います。

栃木レザーは鞄や財布、キーケースなど幅広いアイテムに使われているため、一概に「◯ヶ月」と言い切ることはできません。

ただ、手入れが必要なタイミングをしっかりと見極めることで、乾燥を防いで綺麗な状態で長く使えるようになります。

そこで本記事では、栃木レザーを手入れすべきタイミングや、頻度の目安について紹介します。

関連記事:栃木レザーとは?老舗の鞄メーカーが栃木レザーを選ぶ理由や魅力を解説

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栃木レザーを手入れすべきタイミング

栃木レザーは、その名前のとおり栃木県にある革を作るメーカーで作られる革を指します。

代表的な栃木レザーは「ベジタブルタンニンなめし」と呼ばれる製法で作られたヌメ革で、経年変化がわかりやすいこともあり、多くの革好きから長年支持されています。

そんな栃木レザーには、ナチュラルに仕上げたヌメ革以外にも、顔料やラッカーで表面を仕上げた水を弾く革や、しっかりオイルが入っている革などもあります。

しっかりとオイルが入っている革については、内側にオイルがたっぷり浸透しているため、頻繁にクリームやオイルを塗る必要はありません。

ただし「革は乾燥が大敵」とよく言われるように、乾燥した状態で使い続けると、ヒビ割れなどの大きなダメージにつながります。

また、財布のように手で頻繁に触るアイテムであれば、日常的に多少は手の脂でしっとりとするかもしれませんが、鞄のような広範囲なアイテムになると、手で撫で続けるわけにもいきません。

次のような症状が現れ始めた場合、手入れすべきタイミングといえるでしょう。

  • 手触りが以前よりもカサついている
  • 表面の光沢が以前よりもない
  • 以前はなかった毛羽立ちができた
  • 粉を吹いたように白っぽい
  • 曲げると小さなシワが目立つ

これらのような状態になっているとき、栃木レザーの乾燥が始まっていると考えられます。

上記に該当する症状があれば、クリームやオイルを使って手入れしておきましょう。

また、手入れの頻度は使い方や保管状況にもよりますが、以下を目安にしてみてください。

【手入れの頻度の目安】

  • 財布・小物:1シーズンに1回ほど
  • 鞄:2ヶ月〜3ヶ月に1回ほど(多ければ半年程度でも可)

「革は手入れが必要!」とよくいいますが、過度な手入れは逆効果になりかねません。

使っていくなかでの変化が楽しめるのも栃木レザーの醍醐味なので、ほどよく手入れして長く使っていきましょう。

革財布の手入れについて以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

関連記事:革財布の手入れ方法を4ステップで解説!必要な道具はコレ!

まとめ

栃木レザーの手入れ頻度に明確な決まりはありませんが、表情の変化によってタイミングを逃さないことが大切です。

乾燥している状態が長時間続くと元に戻せないヒビ割れを起こしてしまうので、その前にしっかりをケアしておきましょう。

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